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AIやIoTの活用を国が支援!次世代戦略「コネクテッドインダストリーズ」とは

まず重要な5分野に絞り、国が先導してAIやIoTの利用を進めることで産業発展・人手不足などの問題解決を目指す「コネクテッドインダストリーズ」。それぞれの分野での具体策、これからの課題とは?

AIやIoTは単なる流行語?

現在もなお、AIやIoTの利活用には大きな注目が集まっています。「今あるデータを活用して、大幅な効率化ができるかもしれない」「人間では思いつかない思わぬ判断や対応ができるかもしれない」など、自社での活用に興味を持っている方も多いのではないでしょうか。

ただ実際のところ、AIやIoTは単なるバズワードとなっていないでしょうか。話題先行で必ずしもうまく回ってない印象もあります。AIやIoTに興味があり、それらを使って何かやってみたいけどどう使えばいいかわからない、データやシステムはあるけどうまく使えてない(成果が出ていない)など、具体的な運用に悩む声も聞こえてくるようです。

しかし、AIやIoTを利用して人やモノ、データや企業をつなぎ、効率化や産業発展を目指すのは世界的な流れです。日本国外でも、対応が進んでいます。このままでは置いていかれかねない状況において、置いていかれまいと、日本の強みを生かして競争に勝利しようと、政府主導で推進する取り組みが「コネクテッドインダストリーズ」です。

コネクテッドインダストリーズとは

コネクテッドインダストリーズとは、業種や企業の壁を超え、人や機械・データをつなげようとする取り組みのことです。生産性の向上・社会的課題の解決・産業競争力の強化などの実現を目指すものです。2017年3月に、経済産業省によって、今後日本の産業が目指すべき姿として提唱されました。

20世紀後半から、インターネットやIT機器が浸透し、生産性が大幅にあがったり、新しい産業が多く登場しました。この世界的な流れは「第三次産業革命」と呼ばれます。今、次の段階、「第四次産業革命」の時代が来つつあります。AIやIoTなどの新技術により、分断されていたIT機器や企業、人々、データをつなぎ、さらに一歩進んだIT活用、新しい産業の発展が見込まれています。

この第四次産業革命において、日本の強みを活かして世界をリードしよう、そのためにAIやIotの利用を支援しよう、というのがコネクテッドインダストリーです。

ちなみにここで言われる「日本の強み」は、現場が所有するデータとされています。日本には、製造業などの産業現場に蓄積された正確データが非常にたくさんあり、これが非常に大きな財産です。日本が第四次産業革命において世界をリードするためには、業種や企業の壁を取り払い、所有する財産(データ)を自由度高く利用して助け合うことが欠かせない、というわけですね。

第四時産業革命とは

今、日本経済における重大な問題となりつつあるのが労働人口の減少です。高齢化や地方からの人の流出など、人手不足が問題になりつつあります。時給の上昇など、局地的なプラスもあるものの、企業にとっては非常に深刻な問題ですよね。

単純な人口減による人手不足以外にも、家族の介護、子どもの面倒、本人が体を壊したなど、さまざまな理由で、ごく一般的なイメージの「会社員」として働ける人が減ってきています。報酬を引き上げても働く人がいない、仕事が回らない、となると改革どころではありません。

そんな状況で、さらなる経済発展のため・今あるものを維持するために必要なのは、労働人口減少に耐える効率化や自動化、さまざまな事情をもつ人が働き、社会に参加できる仕組みです。企業や人、データをつなげるAIやIoTは、そのための重要なキーになるでしょう。

ちなみに第四次産業革命や、第四次産業革命による実現が目される「超スマート社会(Society5.0)」については過去記事で取り上げています。こちらも、ぜひチェックしてみてください。

・IoTやAIが実現する!情報社会に続く「超スマート社会(Society5.0)」とは?
https://pagez.jp/blog/what-is-society-5.0.html

・ITとICTの違いとは?新しい時代の情報技術活用方法とは
https://pagez.jp/blog/what-is-the-difference-between-IT-and-ICT.html

コネクテッドインダストリーの課題・方向性

コネクテッドインダストリーズにおける日本の課題のひとつには「協調と競争の線引き」があげられています。企業はそれぞれに正確かつ大量のデータ、という大きな財産を持っているものの、それらは分断されており、企業の枠、業種の枠を超えてデータが活用されることはなかなかありません。それは、国内の激しい競争があるからです。

2017年10月に開催された「Connected Industries」カンファレンスでは、世耕経済産業大臣から『日本はこれまでなんでも国内で競争してきたため、協調すべきところは協調する、ということを苦手とする傾向がある。世界と戦いリードしていくためにはこれを乗り越えるのが不可欠』と語られました。

業種や企業の壁を超えて人やデータをつなげ、有効活用できれば、生産性向上・技術革新・技能伝承など、さまざまの局面における課題の解決が期待できます。日本政府は、そのために特にAIやIoTの利用の推進を進める重要な分野を5つ定め、データ活用の推進などの支援を行っていくとしています。
 

5つの重点取組分野

政府が定めた5つの重要な分野は以下の通りです。
 

コネクテッドインダストリーズの重点取組分野

1.自動走行・モビリティサービス
2.ものづくり・ロボティクス
3.バイオ・素材
4.プラント・インフラ保安
5.スマートライフ

1.自動走行・モビリティサービス
870億円規模の、自動運転車市場を含む分野です。運転時間を生産性向上やサービスの利用に充てることでの産業発達や、交通事故の削減、渋滞の緩和など車に関わる諸問題の解決も目されています。高齢化においても、重要な課題、気になる分野ですよね。

2.ものづくり・ロボティクス
工場などの生産効率化・自動化を目指す分野です。デジタル技術やロボットを活用した「止まらない工場」、事故や環境負荷の少ない工場などに代表される「スマートものづくり」を目指します。

3.バイオ・素材
新素材や新事業開発、医療分野の革新を目指す分野です。業界全体のデータ連携について検討し、データのフォーマットや素材の評価の標準化を進めることでデータ協調、活用しやすいデータ基盤の構築がはかられます。

4.プラント・インフラ保安
日本国内では今後、工場の老朽化、ベテラン従業員の引退などによる重大事故リスクが増大する可能性があります。この分野では、データ活用による安全性、「稼ぐ力」の向上を目指します。

5.スマートライフ
少子化・高齢化が進む中、人手不足の要因には家事労働も影響しています。家事労働を代替する産業、スマートライフ市場の活性化により、働き手=労働時間の創出を目指します。
 

コネクテッドインダストリーズが実現するもの

データ、人、企業とさまざまなものをつなぐことを目指すコネクテッドインダストリーズですが、どの分野でも重要視されているのは協調、データ連携です。同業他社や取引先、あるいは社内でも、既存の枠を超えたつながりがもてれば、新たな体制構築による効率化や発展が期待できますよね。

コネクテッドインダストリーズは、競争ではなく協調するためのデータ共有のルール・仕組みづくりを先導したり、AIやIotなどによる整備・改革が進行する予定です。5つの重点取組分野以外の産業に関わる場合も、データ活用、共有がどのように効率化されるのかは大いにきいに鳴りますよね。今後も、コネクテッドインダストリーズや重要分野では興味深いニュースが期待できそうです。

※参照
経済産業省『「Connected Industries」東京イニシアティブ2017を発表しました』
http://www.meti.go.jp/press/2017/10/20171002012/20171002012.html
 

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