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こんな運用はNG!オウンドメディアのよくある失敗

活発に更新していても、コンテaンツの質の低下や担当者にかかる負担が必要以上に大きくなってしまっていては成果は上がらず、長期的な継続も望めない。オウンドメディアのよくある失敗と、運用上の2つの注意点をまとめた。

オウンドメディアの落とし穴

情報発信を集客に活かすWebマーケティングへの注目は、高まる一方です。

オウンドメディア運営や、コンテンツ確保のための新しいサービスのリリースの記事を目にすることも、以前よりも格段に多くなりました。オウンドメディアを開設し、コンテンツマーケティングを実施したい、と考える企業も増えているのでしょうね。

しかし「"インバウンドマーケティングのため"とは考えていなかったけれど、親しみを感じてもらえれば、と開設した自社ブログに結構人が来てくれている」とか「SNSを通して、頻繁にユーザーとコミュニケーションできている」など、Webを使った集客の"基盤"が全くないところからオウンドメディアを成功に導くのは、なかなかに大変な作業ではないでしょうか。

成果が見えずに手探りの状況が続き、とにかくブログを更新しなければ!と考えて、リピーターの獲得や見込み客の育成につながらないコンテンツを量産し続けてしまう、というような悪循環に陥ってしまうこともあるでしょう。
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「効率化・量産=コンテンツの質の低下」とならないために

「更新すればするほどPVが伸びる」というのは事実ですよね。
コンテンツ作成を自社で行っているなら、数をこなすことで担当者が熟練し、コンテンツの量産が(長い目で見れば)質の向上につながる、ということもあるでしょう。サイト全体の情報量の増加による、SEO効果も期待できます。

しかし、オウンドメディアは「価値あるコンテンツを発信して相手に関心を持ってもらい、それを継続して関係を深める(成果につなげる)」ためのものです。長期的な計画によるものだとしても、質の良くないコンテンツの量産に終始するのは、やはり得策ではないでしょう。

一方で、ひとつひとつのコンテンツの作成に時間をかけていても、思うように効果が上がなければ、やはり「これでいいのだろうか」と迷ってしまいますよね。

今回は、こうした「量産による質の低下」「活発な更新ができず、効果が出にくい」という2つの良くないパターンから抜け出すためのコンテンツ作成の方法と、オウンドメディアの効率化、という2点について取り上げてみました。
 

(1)コンテンツの目的を「集客」と「関係強化」の2つに分ける

インバウンドマーケティングは「価値あるコンテンツを提供することで、ターゲットに見つけてもらう」集客のプロセスと、集めた人たちとの「関係を深める」フォローのプロセスに分けられます。最終目的はもちろん、成約ですね。

集客プロセスにおいて重要なのは、商品やサービスに関連する情報、かつ、見込み客になってくれそうな人たちにとっての「価値あるコンテンツ」を発信することです。いくら多くの人に見てもらえても、目的達成につながらない=商品やサービスと全く関係のないコンテンツを更新することは「最も効率的な方法」ではありません。

しかし、実際には「商品やサービスと関連があり、しかも見込み客候補の人たちに興味を持ってもらえるテーマ」は、オウンドメディアの運営が長期化し、コンテンツが充実してくればくるほど、なくなってきますよね。あるいは、そもそも商品やサービスが、豊富な関連コンテンツの生産に適していない、という場合もあるでしょう。そのような状況では、テーマの掘り下げ方を変えるなどの工夫を凝らしても、質の高いコンテンツを生産し続けることは、どうしても難しくなってきてしまいます。

そこで有効に働くのは「認知を広めるコンテンツ」と「絆を深めるコンテンツ」を分ける、というやり方です。

商品やサービスとの関わりが深いコンテンツを継続して発信し続けることが難しい場合には「"目的達成(成約)につなげるためのコンテンツ"という視点はないけれど、ターゲットの人たちに興味を持ってもらえる集客特化型のコンテンツ」の作成に取り組んでみましょう。

個人・法人問わず、Web上にはどんどん面白いコンテンツが公開され、面白いものもたくさんありますよね。そして、その中には「面白いのに、ごく少数の人にしか見られてない」コンテンツも多く含まれています。より大きな成果を得るためには「良いコンテンツを作って公開する」だけではやはり足りないのです。更新の数を増やし、流入の機会を増やす必要があります。

よりたくさんの人に「目的達成につなげるためのコンテンツ」を見てもらうために、商品やサービスと直接関係はないものの「ターゲットが興味を持ちそうなテーマ」という切り口を利用し、集客に特化したコンテンツが役だってくれます。

コーポレートサイト直下にあるオウンドメディアなら、人気コンテンツを発信できればドメイン全体の価値が上がり、目的達成につながるキーワードのSEO強化(検索流入アップ)も期待できます。
 

(2)流れを整理し、まとめる

オウンドメディアを運営するなら、更新のスケジュールやテーマの管理が欠かせません。作業の流れや経緯を整理し、関係者で共有し、運営を効率化するための仕組み作りが必要です。

オウンドメディアの運用やコンテンツマーケティングに関心を持つ企業では、自社運用による「コストの安さ」(あるいは費用対効果の高さ)にも期待されるケースが多いのではないでしょうか。しかし実際には、オウンドメディア運営のための作業はコンテンツ更新だけではなく、多岐に渡ります。

より効果的なコンテンツを作成のための効果確認や、成果につなげるための顧客データ分析、メルマガの発行など、やることは山積みですよね。そうした状況で、作業の流れが定まっていなかったり、運営方針の決定に関わる情報を関係者が共有するための仕組みが整っていなければ、担当者の負担は、どんどん大きくなってしまうでしょう。

そうしないために、以下のような点を考慮して社内の運用体制を整え、無駄を省いていきましょう。

(1)作業の流れ
テーマの選定からコンテンツの作成・承認、公開などの手順を明確にする

(2)効果確認(目標達成状況)
数値目標の達成状況や、コンテンツへの反応が確認できる仕組みを作る

(3)情報共有
スケジュールや経緯、状況を関係者が確認できる仕組みを作る

どこまで管理すべきかは、自社のオウンドメディアの規模によって違ってきます。

毎日複数の記事を配信する、規模の大きいメディアを目指したい、という場合には、社外のライターへのコンテンツ作成の依頼など、関係者が増えることも想定されます。作業のボリュームが増え、管理はさらに大変になるでしょう。より綿密なスケジュール管理のほか、関係者間のコミュニケーション履歴をしっかり残すことや、タスクの管理・共有が必要です。

そうした大規模なサイトと、記事数を絞り、より広い範囲に認知されることというよりも、あくまでターゲットに「見つけてもらう」ことに主眼を置いた小規模なオウンドメディアを比べれば、やはり管理は前者の方が大変です。

自社の商品やサービスがどちらに適しているのか、どのくらいの費用をかけられるのかを考慮し、最も効果的、かつ効率的な運用ができる「規模」についても、検討してみてはいかがでしょうか。

 

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