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スマホ対応、半端になっていませんか?Googleでなくユーザーのための対策を

本当に必要なのは、Googleの基準を満たすだけでなく、ユーザーが快適に使える便利なスマホサイト。そうした「高品質なスマホ対応」の実現のため、押さえておきたい重要なポイントをまとめた。

高品質なスマホ対応サイトで差別化しませんか

スマートフォンユーザーが増え続けています。2014年末にGoogle検索結果ページへの「スマホ対応済みラベル」表示が開始し話題となりましたが、今はもう検索結果に並ぶ多くのページに「スマホ対応済み」の文字が表示されていて、スマホ化対応済みであることは特別なことではなくなりました。

しかし、表面上は対応できていても、表示がうまくいかない部分が残っているとか、サイトの機能の全てが対応できているわけではないなど、スマホ対応に関する課題を残すサイトも、まだまだ多いのではないでしょうか。

今回は、こうしたサイトが本腰を入れてスマホ化する前に、知っておきたいポイントをまとめました。
 
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どんなターゲットを想定するサイトでも共通!スマホ対応のメリット

と、その前に、今あらためて、丁寧なスマホ対応をするメリットについて取り上げておきたいと思います。

スマートフォンは普及当初、あくまで暇つぶしのためのツール、PCが使えない時の補助的なツールという位置付けで捉えられることが多かったように思います。しかし現在では、PCと並行してスマホを情報収集のメイン端末として使っている人がかなり増えてきているように見えます。そしてこの傾向は、スマホは使っているけど普段PCは使わない、といった層に限ったことではないのがスマホ対応における重要なポイントであると言えるでしょう。

下記調査の11P「主な機器の利用率 / 自宅での無線LANの利用率」を見てみると、自宅で無線LAN接続している人のうち、ほとんどがPCでもモバイルでも利用していると答えています。
※自宅に固定インターネット回線があるスマホユーザーの約80%が無線LANを利用しており、その中の69%がPCとスマホ、どちらからも回線を利用しています。

(参考)総務省 平成26年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 調査趣旨・概要 1 
http://www.soumu.go.jp/main_content/000357568.pdf

この調査からは「PCが使える環境であっても、スマホを使う」という状況が発生していることが見えますよね。自宅の仕事用スペースにPCがあるけど寝る前とか居間ではスマホを見ているとか、身に覚えがある人も多いのではないでしょうか。「PCが使えないからスマホ」というスマホユーザーよりも、どちらも使えるけれども利便性のためにスマホも使う、というユーザーが多いのです。

そしてこのことからは、どのような層をターゲットとする場合でも、情報発信を目的とするならスマホ化は必須である、重要性がさらに上がっているということがわかります。せっかく情報発信しているのにスマホから読みにくい状態になってしまっているととてももったいないですから、ぜひスマホ化を見直してみてください。
 

スマホ対応の留意点

では、本腰を入れてスマホ化を進めるにあたって具体的にどのようなことを変えるべきなのでしょうか。

いうまでもなく、スマホはPCよりも手軽なツールです。しかしこの「手軽さ」は、画面が小さく、大量の情報を得るには不向きであるという側面を持っています。断片的な情報をさっと見るのに適しているという事実を変えることができない以上、多くの情報や機能を提供する場合には、いかにしてユーザーにストレスをかけず、探している情報に簡単にたどり着けるよう誘導するのかが重要なポイントとなります。

【スマホ対応の留意点】操作しやすさ・読みやすさ・探しやすさ

なお、現在のスマホ対応は、PC用サイト・スマホ対応サイトを両方作って振り分ける方法でなく、一つのデータをユーザーの環境に合わせて変化させる方法(レスポンシブ)が主流です。続けて、このレスポンシブのメリット・デメリット、レスポンシブにより上記の点を解決するためのポイントを見ていきましょう。

レスポンシブのメリット・デメリット

上記の通り、レスポンシブとはサイトをユーザーの環境に合わせて変化させる方法です。元となるデータはひとつなので、PC用とスマホ用を別々に更新する手間はかかりません。このことから運用が効率的なのが、最大のメリットと言えるでしょう。

しかし、スマホ対応に必要なのは「操作しやすさ、読みやすさ、探しやすさ」です。ユーザーの環境に合わせて表示幅や文字サイズの変更するだけでこうしたポイントをクリアするのは、あまり現実的ではありません。ひとつのデータではあっても、実際には、PC版にはあるパーツをスマホ版で表示させなかったり、代替パーツを用意したりと、両者はさまざまな点で異なるデザイン・レイアウトとする必要があるのです。

「同じものを表面上かえるだけ」と思っているとこの調整は意外と時間と手間がかかるので、デメリットといえるかもしれません。

PC版とスマホ版の相違点をどう作るか

レスポンシブによるスマホ対応に時間がかかるのは「使いやすさ」を簡単に判断できないためです。マージンや行間の取り方、メニューの構成など、サイトに合わせて試行錯誤し、微調整を行なって見なければ良し悪しが判断しにくい部分もあります。特にメニューはその他ナビゲーションパーツの移動の兼ね合いによって項目を吟味する必要が出る場合もあるので、スマホに合わせて調整を行なってからも、あらためて確認してみる必要があります。

反対に、表示幅がぐっと狭くなるスマホ版サイトで何をどこに表示させるのか、1カラムとなるスマホ対応レイアウトをPC版のデザインからどう作るかという大まかな枠組みは、それほど多くのパターンがあるわけではありません。

スマホ対応を想定していないPCサイトからスマホ対応デザインを考案するのは難しい場合が多いと思いますが、レスポンシブ対応のためのリニューアルと合わせてレスポンシブ化を行う際には、事前に自社のサイトをできる限りシンプルにしたイメージを想定し、削除可能な情報、代替物を用意してでも表示させたい情報が何であるかを具体的に考えておくといいかもしれません。

なお、はるか昔、SEOのためにユーザーからは見えないテキストを配置するという施策が流行ったことがありました。この施策はいっとき効果をあげましたが、現在はもちろん効力を持たず、順位操作を目的としてこうした行為を行うのはペナルティ対象です。これが頭にあり「スマホ対応時にPC用サイトとスマホ用サイトで情報を完全に一致させなければ」と思っている方は心配ないので安心してください。

両者の情報を完全に一致させ、かつスマホで見やすい使いやすいサイトができればもちろん素晴らしいのですが、上記の通り現実的にはほぼ実現不可能です。現在は多くのサイトがレスポンシブ対応に際してユーザーの利便性のためにPC版版・スマホ版で一部異なる情報を表示しており、順位操作を目的としないこうした善意の対応がSEOに悪影響を与えることはないとGoogleのガイドラインでも説明されています。

(参考)Google SearchConsole ヘルプ 隠しテキストと隠しリンク
https://support.google.com/webmasters/answer/66353?hl=ja

「違いがでてしまう」ということには神経質にならず、簡潔に、使いやすいレイアウトやデザインを追求していきましょう。

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