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読み込みを待てるのは2秒まで?スマホサイトの作り方・3つの基本

増え続けるスマートフォンからのアクセス。ユーザーが期待するもの・ユーザーの期待に応えるスマホ対応とは?ここでは、スマホサイトを作る上で必ず押さえておきたい3つのポイントをまとめた。

スマートフォン対応の需要の高まり

スマートフォンの利用者はまだまだ増えています。2010年頃に急激に伸びたスマートフォン保有率は、2015年頃に世帯保有率で70%を超えました。一方でPCの世帯保有率は下がり続けており、最新の情報通信白書(2016年)では、ついにスマートフォン保有率・PC保有率が(7割を超えたあたりで)ほぼ重なった状況です。

※参考 「2017年版 情報通信白書 の概要」
http://www.soumu.go.jp/main_content/000499546.pdf

スマートフォンは基本的に「1人1つ」の道具ですから、情報通信白書のデータは(世帯保有率70%)からは具体的なイメージがつかみにくい部分があります。しかし確実に言えるのは「スマートフォンの保有率が上がっている」「PCの保有率が下がっている」ということです。

上記資料ではスマートフォンからのインターネット利用時間が伸びていること、特に10代・20代ではモバイルからのインターネット利用がPCの4倍以上となっていることが取り上げられており、確実にスマートフォンの利用率が伸び、その一方でPCの利用率が下がっている、ということが見て取れるデータとなっています。

スマートフォンサイトの需要は、今もさらに高まり続けているのです。対してPC保有率、PCからのインターネット利用率が下がっていることから、PCだけの対応では、現状維持も難しくなってくる時期がいつか来るでしょう。Webサイト運営者は、一刻も早くスマートフォンに対応し、迅速快適に情報にアクセスしてもらえる体制を整えることを迫られているのです。

スマホサイトの作り方

スマホサイトの作り方には2つのパターンがあります。

スマホサイトの作り方・2パターン

1.PC専用サイト・スマホ専用サイトを分けて作る
2.PC用/スマホ用と切り替え可能なサイトを作る(レスポンシブ)

Googleが推奨しているのは後者、レスポンシブによるスマホ対応です。PC専用サイト・スマホ専用サイトを分けて作る方法だとURLはそれぞれ別のものになってしまいますが、レスポンシブならURLは1つなので、ユーザーによる共有や、運営側の管理・更新も比較的簡単にできます。

PC用/スマホ用が分かれていると、同一の内容である(が、スマホ対応のためでありスパムとは異なる)ことをGoogleに伝えたり、ユーザーの利用環境によって適切な方にリダイレクトするなどの手間がかかります。更新作業も、2回行なわなければなりません。特に問題がなければ、Googleのオススメに従い、レスポンシブでのスマホ対応を行いましょう。

ただし、レスポンシブにもデメリットがあります。PC用とスマホ用サイトの内容をガラリと変えることはできない、という点です。レスポンシブとは、1つのサイトの見た目を微調整し、PC用・スマホ用に整えて見せる手法です。それぞれの内容は、おおよそ一緒のものになります。

つまりレスポンシブでのスマホ対応では、相手のデバイスに合わせてまったく違うサイトを見せる、ということは難しいのです。PCからの閲覧、スマホからの閲覧では、受け取れる情報量が違ってきますよね。このことから、レスポンシブ対応を行う場合はPC・スマホのどちらを重要視するのか、どちらに合わせて作るかを事前に決めてサイト構築しないと適切な形にはできません。この点にはご留意ください!
 

どちらの作り方でも共通!スマホサイトの3つの基本

上で紹介した2つのうちどちらでスマホサイトを作る場合でも、スマートフォンからの閲覧ユーザーのニーズは変わりません。つまり、スマホサイトの作り方のポイントも同じです。ここでは、必ず押さえておきたい基本を以下の3つに分けてご紹介します。
 

スマホサイトの3つの基本

1.軽くする
2.重要な部分を目立たせる
3.他ページにアクセスしやすくする

スマホサイトの基本1.軽くする

スマートフォンの普及に伴い、Wi-fiなどのインターネット環境も整ってきました。しかし外出中など、スマートフォンからサイトにアクセスした時、時間がかかってしまうケースはまだまだありますよね。そんな時、どうしていますか?どうしてもそのサイトを見たいなら待つしかありませんが、案外そのようなケースは少なく、すぐ離脱してしまっているのではないでしょうか。

Googleが提供しているアクセス速度チェックツール「Test My Site」のサイトでは、スマホサイトの不満点として「アクセスに時間がかかる」ことがもっとも多いこと、ユーザーの50%は2秒以内に読み込まれることを期待している(!)と紹介されています。この情報は運営側にとってはかなり衝撃的ですよね。実際のところ、アクセスに10秒くらいかかるサイトもまだまだ存在します。しかし自社のサイトは、少しづつでも改善していきたいところです。

test my siteではスピードチェックを行うだけでなく、改善ポイントやアドバイスも確認できるので、ぜひチェックを試してみましょう。

※参考「test My site」
https://apac.thinkwithgoogle.com/intl/ja_ALL/tools/testmysite.html

スマホサイトの基本2.重要な部分を目立たせる

モバイルからのアクセスユーザーは、目的に向かってまっすぐ進みます。たとえば検索からの来訪ユーザーであれば「◯◯が知りたい」というように具体的に目的を持っていますよね。この目的がスムーズに達成されるよう、工夫しましょう。

スマートフォンサイトでは、画面サイズやユーザーの閲覧状況などから伝えられる情報量が限られていることが多いです。スクロールによって流し読みされやすい、という特徴もあります。重要な部分はここだ!とシンプルに伝えることも、快適に閲覧できるスマホサイトのポイントです。

たくさんの情報に紛れてわかりにくくなってしまわないよう、ユーザーの目的達成につながるポイントや購入ボタン・申し込みボタンなどを目立たせましょう。
 

スマホサイトの基本3.他ページにアクセスしやすくする

画面が狭いということは、伝えられる情報量が限られるというだけでなく、操作しにくい=その他ページに移動しにくい、ということでもあります。もともとあったPCサイトのデザインをそのまま流用し、わかりやすいが細かいグローバルナビによってサイト構造や移動のためのリンクを示す、という方法は必ずしも得策ではありません。

ユーザーの目的達成やその他ページへの移動を出来る限りスムーズにするために、トップページやその他ページへのアクセスを簡単にする工夫をしましょう。たとえばユーザーの嗜好に合うその他コンテンツへのレコメンドや、トップページ・同カテゴリのその他ページへのアクセスを容易にするメニューの拡充などです。

ちなみに、きっちりとスマホ対応済みのECサイトにアクセスした際、ハンバーガーメニューを開くと各種カテゴリ・商品ページにアクセスするためのリンクがずらりと並んでいるのを目にしたことはありませんか。画面を埋め尽くすほどのリンクは、PCサイトに慣れた目で見るとちょっと抵抗があります。しかしこれも、ユーザーの利便性からの進化の形なんですよね。サイトの目的、レコメンド機能やサイト内検索などのその他の機能と合わせて、メニューを工夫していきましょう!
 

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