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待ったなし!データで見るスマホ対応の重要性

スマートフォンが普及する一方、PCの保有率・利用率は下がっている。ここでは、総務省の調査データから現在のインターネット利用動向をまとめるとともに、スマホ対応の始め方を紹介する。

Googleのスマートフォン対応

Googleは、より良い検索のために、順位決定のアルゴリズムや検索機能を日々改善し、サイト運営者に対してアナウンスしたり、適切なサイト作りのための情報提供をしています。これらは、Webサイトの流入に大きなウエイトを占める検索流入アップのための重要な情報です。しかし、情報量が膨大なため、そのすべてをチェックするのはなかなか大変ですよね。

そこで今回は、Googleの公式情報の中からスマートフォン関連情報(スマートフォンユーザーの増加に合わせたGoogleの対応や、推奨されるスマートフォン対応サイトの構築方法についてなど)をピックアップして、ご紹介したいと思います。

スマートフォンユーザーが増えているのは体感しているけれど、Webサイトについてはいつ・どう対応していくべきか迷っている、という方は、ぜひチェックしてみてください。
 
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スマートフォン普及率の増加とPC利用率の減少

スマホユーザーは、着実に増えています。
2010年の時点では10%にも満たなかったスマートフォンの保有率は、2012年には半数近くに伸びていました。

主な情報通信機器の普及状況(世帯)

(出典)総務省「平成24年通信利用動向調査」 (http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h25/html/nc243110.html

2012年には、スマートフォンを含む携帯電話全般が94.5%、PCが75.8%とどちらもスマートフォンをはるかに上回る保有率ではありますが、この2つの保有率は過去数年ほど、多少の上下動向はあっても、上昇傾向は見られません。PC保有率については、スマートフォンが登場して以来、反対に10%ほど下がっています。携帯電話としてだけでなく、情報端末としてスマートフォンの存在感が急激に増していることが実感できる数字ではないでしょうか。

また、以下のインターネットの個人利用の状況調査では「インターネットを利用するユーザーの全体の2割がスマートフォンユーザー」との結果が出ています。スマートフォンを情報収集のためのメイン端末として使う層も(家庭内では6%・家庭外では11%とまだそれほど大きな割合ではないものの)増加傾向にあります。PC保有率が下がりつつあることを考えると、スマートフォンをメイン端末として使う層は、今後さらに増えてくるでしょう。
 

インターネットの個人利用の状況(平成23年末)

(出典)総務省「平成23年通信利用動向調査」(http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h24/html/nc122310.html

しかし、特に20代を中心とする若年層では半数近くに利用が広がっており、スマートフォンの普及が急激に進んでいますが、世代間には大きな隔たりがあるようです。

インターネットの世代別個人利用の状況(平成23年末)

(出典)総務省「平成23年通信利用動向調査」(http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h24/html/nc122310.html

スマートフォン対応が避けられない課題であることは明らかですが、サイトのターゲットの世代によってはそのタイミングは変わってくるかもしれません。スマートフォン対応を検討している方はまず、自サイトのユーザー層や、閲覧環境を確認してみてはいかがでしょうか。

Google Analyticsでユーザー層・閲覧デバイスを調べる方法

(1)ユーザー層の確認

ユーザーメニュー/ユーザーの分布 から、アクセスユーザーの年齢や性別を確認できます。
※ユーザー層の確認には、Google Analytics設定とは別の事前設定が必要です。設定方法の詳細は、以下のGoogle Analyticsヘルプページをご参照ください。

Google Analyticsヘルプ
「ユーザーの分布とインタレスト カテゴリに関するレポートの概要」(https://support.google.com/analytics/answer/2799357
 
(2)訪問ユーザーの利用しているデバイスの確認

ユーザーメニュー/モバイル から、訪問ユーザーの利用しているデバイスのタイプや機種を確認できます。
 

スマートフォン普及に関連するGoogle検索結果の変化

上記のような状況に対応し、Google検索結果ページも、少しずつ表示される情報が変化しています。ここでは2014年10月・11月と連続してGoogleウェブマスターブログでアナウンスされたスマートフォンサイトに関する2つの変更点をご紹介します。
 
(1)Adobe Flashを使ったサイトの検索結果にアラート表示

一時代を築いたAdobe Flashですが、大部分がFlashで構成されているサイトは、スマートフォンの機種によっては正しく内容が表示されません。そうしたページがGoogle検索結果ページに表示された場合、以下のようなメッセージが表示される場合があります。


このメッセージを情報収集にプラスと捉える検索ユーザーはいませんよね。スマートフォンからの閲覧を重視する現役のサイトなら、早急に改善する必要があるでしょう。
(2)検索結果ページへの「スマホ対応」ラベル表示

2014年11月19日、Googleはスマートフォン対応サイトは検索結果ページに「スマホ対応」ラベルを表示することを発表しました。


(引用)Googleウェブマスター向け公式ブログ
「検索ユーザーがモバイル フレンドリー ページを見つけやすくするために」(http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2014/11/helping-users-find-mobile-friendly-pages.html

この記事を作成している11月19日現在、このラベルが検索結果ページに実際に表示されているのを見つけることはできませんでしたが、今後数週間で日本を含め、世界的に機能が実装されていくようです。

スマートフォンでの検索ユーザーにとってこのラベルは、タイトルや検索順位同様、サイトを訪問するか否かの判断に大きく影響を与える要素の一つになることでしょう。これまで、スマートフォン対応はあくまで訪問ユーザーがスムーズに情報収集するための施策でしたが、検索結果からより多くの人を呼びこむためにも重要な意味を持つ施策になってきた、と言えるかもしれません。

Googleは、ラベル機能の実装に伴い、ラベルを表示する条件に合致するサイトを構築するための情報提供や、チェックツールの公開もすでに始めています。今後、これまで以上に、Webサイトのスマートフォン対応は加速するでしょう。

※ラベルが表示されるのは、Flashを使用していないことや、スクロールやズームなどの予備操作なしにテキストその他のコンテンツがスマートフォンの画面に最適化されていること、リンクがタッチ操作に最適化されていることなど、スマートフォンサイトの評価条件に合致したサイトになるようです。

Google推奨のスマートフォンサイト構築方法は「レスポンシブデザイン」

上記の通り、さまざまな角度からスマートフォン対応を進めるGoogleは、スマートフォン対応の方法として、レスポンシブデザインの利用を推奨しています。

※参照
Googleデベロッパーズ
「スマートフォン向けウェブサイトの構築」(https://developers.google.com/webmasters/smartphone-sites/

HTMLを閲覧環境に合わせてカスタマイズするレスポンシブデザインでなく、スマートフォン用サイトとPC用サイトを全く別に構築して対応することも、もちろん可能です。しかし、更新・運用の手間が2倍になる多重運用はできることなら避けたいと、多くの人が思うのではないでしょうか。ひとつのHTMLを見た目だけを変えて利用するレスポンシブデザインは、その点身軽です。

しかしながら、レスポンシブデザインにもデメリットはあります。複数デバイスすべてにマッチしたデザインの実現はけして簡単なものではありませんし、多重運用をしてでもスマートフォン用に隅々まで最適化した完全なスマートフォン専用サイトを運用することが、成果につながるケースもあるかもしれません。

Googleはスマートフォン対応の方法としてレスポンシブデザインを推奨してはいますが、その他の施策を否定しているわけではありません。スマートフォン対応を検討中の方は、サイトの目的や構築・運用にかけられるリソース、現在の訪問ユーザーの属性・閲覧デバイスなど諸条件と合わせて、自分のサイトにベストな方法を探してみてください。

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