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AMP(Accelerated Mobile Pages)がSEOに与える影響

モバイルでの検索結果ページの表示を高速化するAMP。ここでは、AMPについて解説するとともに、AMPがサイトの運営やコンテンツ作成にどのような影響を与えるかについてまとめた。

モバイル検索の変化

スマートフォンからのウェブ利用には、まだまだ不便を感じる部分が多くあります。表示が遅い・操作しにくい・文字が読みにくいなど、PCに比べて不便だと感じる部分が少なくありません。しかし、スマートフォンはすでに生活に密着した、なくてはならないものになりました。Web上で情報発信をする側での工夫が必要な状況です。実際、スマホやタブレットの普及に伴い、Webページの作り方や構成には変化がありました。

※モバイルでのグーグル検索結果ページに「スマホ対応」ラベルが表示されるようになったのは、2014年の末頃のことです。2015年初頭には、スマホ対応の有無が(スマホでの)検索順位に影響することもリリースされました。

モバイルでの検索の状況について知り、適切に対応していくことは、サイトへのアクセス量やユーザーの利便性に大きく影響します。オウンドメディアや自社ブログを運営しているなら、変化について知り、柔軟に対応していきたいものです。

というわけで、今回は、モバイルからのWeb検索をより便利にするグーグルの新しいプロジェクト「AMP」を取り上げたいと思います。AMPについて知り、Webサイトを運営している側が今後、SEOや適切なコンテンツ作成のために何をすればいいのか、確認しておきましょう。
 
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AMPとは

AMP(Accelerated Mobile Pages)とは、Googleによる、モバイル検索結果の表示を高速化するためのプロジェクトです。AMPによって、スマホでの検索結果ページには、より多くの情報が、より早く表示されるようになります。Webサイトを運営する側としては、サイトをAMP対応させることで、検索結果ページでの表示スピードを大幅に上げることができます。




 
上の画像は、AMP対応サイトの情報を表示するためのスペースのある検索結果ページです。AMPによる情報表示スペースには、各サイトのコンテンツが横に並び、個々のサイトロゴや記事のアイキャッチ、タイトル、更新時間が表示されます。

※AMPによる情報表示スペースの便利さは、静止画像で見るだけでなく実際に操作してみることで感じられるので、ぜひ実際に確認してみてください。直近のイベントキーワードなどでスマホ検索してみると、AMPによる情報表示スペースがあるはずです。

スワイプで操作を行うスマホの場合、横スクロールは思った以上に快適に操作できます。スペース内の読み込みが高速で、一度のスワイプで思った以上に素早くたくさんの情報を確認することができるのも、スムーズな操作感を助けています。

冒頭で上げた通り、表示が遅い・使いにくい・読みにくいといった状態は、スマホに限らずWebを見る時に好ましくない、大きな問題です。中でも、表示の遅さは重大です。読み込みが遅さが問題になる場合、ユーザーは、検索をあきらめたり、サイトから離脱してしまうかもしれません。AMPは、この問題を解決してくれます。

現在、AMP対応をしているサイトは多くはありません。しかし、AMP対応をすれば、検索結果上位に自社のコンテンツを表示できる可能性は確実に増えます。今後、AMP対応のための情報収集や対応準備、AMP対応を踏まえたコンテンツ作りが重要になってくるでしょう。

※参考 AMP 導入ガイド 日本語版(PDF)
https://drive.google.com/file/d/0BxvWUiBQ8jznNXhISW4zRFF0eW8/view
 

AMPがサイト運営に及ぼす影響

(1)情報の鮮度や公開タイミングのインパクトが大きくなる

モバイル検索結果ページのAMPによる情報表示スペースは、人気キーワードの1ページめに表示されます。ここに自サイトのコンテンツを送り込むことができれば、多くのアクセスが期待できます。しかし、AMP対応していれば必ず表示されるというわけではありません。また、AMP表示スペースには複数のコンテンツが横並びになります。スワイプせず閲覧可能な場所に表示されるのか、スワイプしなければ表示されない位置に表示されるかという点も、結果を大きく左右するでしょう。

AMPによる表示スペースの中でも、より重要な位置に表示させる方法や、いつコンテンツを公開すればより大きな成果が期待できるかなど、情報の鮮度や公開タイミングがSEO施策として注目を集めるようになるかもしれません。サイトの扱うテーマによっては、より活発に更新することが求められる可能性もあるのではないでしょうか。

(2)サイト内の既存コンテンツ管理がより重要になる

あるキーワードでの検索結果ページに、同一ドメインのサイトが並ぶことは通常ありません。テーマを絞り込んでサイトの更新を続けている人なら、この点に悩まされているのではないでしょうか。

同一キーワードを使い、それぞれ違う部分に重点を置いて複数のコンテンツを作って公開した時、重要度が低いと判断されたコンテンツは検索結果ページに表示されません。このため、検索結果に表示されないコンテンツは、サイトを訪問し、同じカテゴリの記事を探すというところまでやってくれるユーザーに対してしか提示できませんでした。現在はスマホ検索でのみの仕様ではありますが、AMPは、この問題をクリアしてくれる可能性があります。

 
たとえば、スマホで「人口知能」を検索した時、AMP対応サイトGIGAZINEが表示されます。この場合、検索結果に表示されるのは、さまざまなサイトのコンテンツを表示するタイプのAMP表示スペースではありません。AMP表示スペースには、GIGAZINEのサイト内の、人口知能に関するコンテンツが横並びで表示されます。確認した時点では、数ヶ月前・数年前といった公開から時間のたった古い記事も表示されていました。

古い記事が埋もれてしまいがちなメディアサイトやブログでは、この機能はユーザーにとっても運営側にとっても、ものすごく便利ですよね。このような表示が多くのサイトで可能となるならば、重要なキーワードを複数コンテンツでどのように使っていくか、重複したコンテンツをどのように管理するかなど、過去のコンテンツ管理や計画的なコンテンツ作成がさらに重要になってくるでしょう。
 

まとめ モバイルSEOやコンテンツ作成の今後

上記の通り、AMPは、スマホ検索を使いやすくするとともに、サイトを運営する側に対しては、以下のような点がより重要となってくることが予測されます。
 

AMP対応の広がりが影響するポイント

・より活発に更新すること
・適切な更新タイミングの選定
・過去のコンテンツの管理
・計画的なコンテンツ生産

また、AMPは、これまで一部の一大ニュースを除き、基本的にはタイトルとディスクリプションのみが表示されていた検索結果ページに、記事ごとのアイキャッチ画像が表示されるようになるという可能性が感じられるものでした。

アイキャッチ画像の選び方や画像への文字入れ、アイキャッチのイメージを統一することの重要性など、アイキャッチの使い方も、今後、SEOテクニックとして、より注目が集めるようになるかもしれません。

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