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まだまだ自動化できない!効果的な「見出し」を付ける方法

特にWeb上のコンテンツにおいて、見出しは重要な要素のひとつ。ここではWeb上の記事における「適切な見出し」の正体と、適切な見出しを付ける方法をまとめた。

見出しを付けるメリット

適切な見出しがある記事は、見出しを拾い読みして、数秒で概要を掴むことができます。求めている情報が含まれているとぱっと見てわかれば、詳しく読んでみるか!という気になりますよね。あらかじめ概要が掴めていれば、文章を読み進めやすくなるというメリットもあります。

複数ページにまたがる記事の場合、冒頭に見出しをリストアップした目次が設置されていることがありますね。この目次は、全体を見渡して見出しを拾い読みできない場合に役に立ちます。読み手が見出しでなく目次を見て「この記事には自分が知りたいことが書かれているだろうか?」と判断する、というわけですね。

情報量の多い記事や、順序立てて説明することが必要な記事(どうしても重要な点が最後に回ってしまう構成になる記事)においては、大事な部分が伝わる前に離脱されてしまうことを防ぐ役割も果たしてくれます。
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Google検索における見出しの重要性

最近、Googleが見出し生成のアルゴリズムを開発しているというニュースがありましたね。また、検索結果ページには、検索結果からページ内の見出しに直接ジャンプする仕組みが用意されています。このようなことからも、Web上の記事における見出しの重要性を感じてもらえるのではないでしょうか。

(参考)Cnet「グーグル、見出しを自動生成するアルゴリズムを開発」
http://japan.cnet.com/news/service/35088142/
 
※特定のキーワードで検索すると、下記画像のように、検索結果ページに(通常の形どおりの「タイトル・ページ・説明文」だけでなく)「~に移動」という、ページ内の見出しへのリンクが表示されていることがあります。

※「Salesforce 秘密保持」検索結果ページ
画像4

そもそも見出しタグは、SEOのために設定すべき項目のうちのひとつです。検索エンジンに伝えるべき情報であり、検索順位決定の参考とされる要素です。Googleが公開している検索エンジンスターターガイドでは、見出しタグを使って適切に記事の階層構造を示すことが記事の読みやすさにつながる、と紹介されていますよ。

(参考)Google 検索エンジン最適化 スターターガイド
(URL)http://static.googleusercontent.com/media/www.Google.com/ja//intl/ja/webmasters/docs/search-engine-optimization-starter-guide-ja.pdf
 

「適切な見出し」を付ける方法

上記のことから、適切な見出しは「記事の概要を伝えるもの」「記事の階層構造を示すもの」ということが言えるでしょう。ここでは、そこに「読み進めてもらうにはどうすればいいか?」という視点を加え下記のように定義してみました。
 

「適切な見出し」とは

・読み手が必要とする情報を持っていることを簡潔に示す
・記事の階層構造を示す

単純に段落ごとの内容をざっくりと示すだけなら、全部の見出しが「~について」という形式でも構わないわけです。しかし、それでは興味をそそられませんよね。

「ぱっと見て判断する」という性質のものである以上、記事のタイトルと同じく「必要な情報がここにある」と伝えるるだけではなく、読み手の関心を引き出す、魅力的な表現ができるよう工夫が必要です。(余談ですが、こうした表現上の工夫を必要とせず、記事の一部を抜粋するだけなら、自動的に見出しを付けることもすでにできるのかもしれませんね。)

また、見出しが果たすべき役割としてもう1つ「記事の階層構造を示す」という点をあげました。長い文章は、どのようなパーツによって構成されているのかを示すことで伝わりやすくなります。

たとえば「◯◯のメリット・デメリット」という記事があったとしましょう。
この時、記事全体の構成は、以下のような一本の流れになるかもしれません。
 

記事全体の構成例A

・メリット
・デメリット
・注意点
・まとめ

しかし、内容によっては以下のように見出しの中にもう一段階作ったほうが、全体の構成がわかりやすくなる場合もあるでしょう。下記の例Bのような構成の場合、冒頭に見出しがあればぐっと伝わりやすくなりますよね。
 

記事全体の構成例B

・メリット
→事例1
→事例2
・デメリット
→事例1
→事例2
・まとめ

「どのような構成になっているか」をあらかじめ整理し、それを見出しにすることも「良い見出しを付ける方法」であり、同時に文章全体をわかりやすいものにするための重要なポイントである、ということが言えそうです。
 

文章の「わかりやすさ」とは?

日本語表記ルールブックには、下記のような表記があります。

"伝達を目的とする文章は,内容を正確に,簡潔に,また,分かりやすく書くようにする."

※日本語表記ルールブック 第2版(2005/9/27)
(日本エディタースクール)

「正確に」「簡潔に」という点については「よし、そうしよう!」とすぐ理解できますね。しかしその一方で「分かりやすく書くようにする。」という部分については「そうしたいが、どうすればいいんだろう……」と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。間違いがないよう、正確に伝えようとするあまり、簡潔さが失われて冗長になってしまうことは少なくありません。

正確さ・簡潔さは、あちらを立てればこちらが絶たず、という側面を持っています。もちろん、相手によって適切なバランスを追求することでの両立を目指すべきですが、簡単なことではありません。簡潔さ・わかりやすさを追求した情報から、正確な事実を把握するために必要なはずのさまざまな要素が抜け落ちてしまっているということは少なくありません。多くの場合、複雑な事実を伝えようとすれば説明も難しくなってしまいますし、詳細を省いて簡単にすればその分正確さが落ちます。

文章をわかりやすくするため正確さ・簡潔さのバランスを変えるなら、まず「誰に伝えるのか」を考える必要があるでしょう。このバランスこそがわかりやすさの正体である、と言えるかもしれませんね。今回のテーマは適切な見出しの付け方ですが、見出しを付けるための適切な構造を作りにも「誰に伝えるのか」をふまえて考える方法が有効です。

たとえば、事例紹介など多くの要素を列挙する記事や、文章量が非常に多く最後まで読んでもらえるかどうかが不安な記事(しかしどうしても読んでもらいたい記事)の冒頭に、見出しをリストアップした目次をつける方法は有効でしょう。

しかしその一方で、Web上の記事の冒頭に目次があることを「くどい」「不自然」と感じる読み手も存在します。自分の想定する読み手にとっての適切な「正確さ」「簡潔さ」のバランスを考え、調整していきましょう。なかなか正解が見えにくい部分ではありますが、適切なバランスについては日々追求し、模索していきたいものですね。

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