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大量のコンテンツを埋もれさせず、有効活用する方法とは?

音楽・映画・漫画などの作品を配信するコンテンツサービスでは、大量のコンテンツをどう流動させているのか。今回は、各種サービスの作品提示方法から、コンテンツという資産を無駄なく活用する方法を探った。

大量のコンテンツを生かす方法

Web上には、非常にたくさんの記事が存在し今も増え続けています。しかし、検索やソーシャルメディア上での誰かの投稿などの「道すじ」がなければ、多くの人は記事に到達できませんよね。大量の記事を持つサイトも、ただ公開しているというだけでは人の目に止まることなく埋もれてしまいます。

定額制のコンテンツサービスでもこれは同じです。サイトが保有するたくさんのコンテンツを宝の持ち腐れにせず、うまく活用するためには、良いもの・ユーザーに合ったものをピックアップして、目に届く場所に提示する仕組みが必要です。この仕組みがうまく機能しなければ、多くのコンテンツがあるのにユーザーを満足させられず、コンテンツを確保する手間やコストの無駄遣い……ということになってしまいます。

しかし、Googleが今も検索アルゴリズムの改善を続けているように、何が良いものか・相手に合ったものかを自動的に見極めピックアップするのは難しいことです。Web全体で言えば、この穴を補完している仕組みがキュレーションメディアである、と言えるかもしれません。Web上にある情報をまとめて再構築するキュレーションメディアのやり方は、オリジナルコンテンツの剽窃のように評されることもあります。

しかし、ユーザーとオリジナルコンテンツを結びつけ、正しい道すじとなるなら、検索と同じくキュレーションメディアも、オリジナルコンテンツを提供しているサイトにとって価値ある経路と言えますよね。

今回のテーマは、Web全体の「道すじ」として検索やキュレーションメディアがあるように、エンターテイメント系のコンテンツサービスにおいては、どのような「道すじ」が作られているのかという点です。ここから、自社ブログやオウンドメディアにおける自社コンテンツの活用のヒントを探してみたいと思います。
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検索だけでは辿り着けないコンテンツの存在

大量の情報の中から、欲しいものを見つけるための定番の手法は検索ですよね。しかし、検索には「想定内でしか情報を探せない」という大きな弱点があります。検索は「キーワードとしての直接的な関連はない、しかし関連性が明らかである」といった情報を拾い上げることができません。

※たとえば、法廷ものの映画好きに高く評価される、しかしタイトルには「裁判」「弁護士」といった関連キーワードは含まない映画があったとします。「法廷を扱った映画に強く関心を持っているものの、この映画をまったく知らない人」は、動画配信サービスでサイト内検索をしてもこの作品にたどり着けない可能性があります。

検索は「あの本の著者は誰だっけ」「あの映画の評判はどうなんだろう」というように、疑問と答えが明確な場合に便利な機能です。しかし、ユーザーの要求がキーワードとして明確でない場合には情報収集があまりうまくいきません。

というわけで、ユーザーが「どうしても知りたい」というニーズを持たないことも多いエンタメ系のコンテンツサービスでは、検索以外にも、さまざまなやり方でユーザーにコンテンツを提示しています。この提示方法を辿れば、ブログやオウンドメディアの資産である記事を埋もれさせずに有効活用するヒントも見つかるはずです。

まずは、コンテンツサービスが、ユーザーにどんな手法でコンテンツを提示しているのかをピックアップしてみました。
 

コンテンツの提示方法の例

・サイト内検索
・新着コンテンツ
・ランキング
・カテゴリ
・閲覧履歴
・ユーザー情報からのレコメンド
・著名人/バイヤー/運営によるレコメンド
・テーマによる特集
・セール/期間限定

こうして上げてみると、コンテンツに何らかの共通点を見つける方法が多いことに改めて気付かされます。検索やソーシャルメディアからサイトを訪問してくれたユーザーを「その次のページ」につなげる工夫をすでに行なっているサイトも多いと思いますが、その他にどんなことができるのか、見なおしてみるきっかけになれば幸いです。

以下に、メリットやデメリットやどう活用するかなど、いくつかのコンテンツ提示方法について、もう少し詳しく見ていきたいと思います。
 

ランキングの功罪

人気ランキングは、コンテンツサービスだけでなくブログやオウンドメディアでもよく見る、より多くのコンテンツを見てもらうための定番の方法ですね。何を見れば良いのかが明確になるので、上位のコンテンツには多くのアクセスが集まります。しかし、多彩なコンテンツを見せる方法としては、残念ながらあまり適していません。

アクセス数の多さから順位付ける人気ランキングは、期間を区切らなければ順位が固定されてしまいがちです。人気ランキングに入っているコンテンツは、当然その他よりもユーザーの目に触れる機会が多くなります。また「人気ランキング入り」という保証がさらなるアクセスを呼び、ランキングがいつも同じ、という状態に陥ってしまうことがよくあります。

固定ユーザーが多いサイトでは、ランキングに入れ替わりが発生しないことはプラスにはなりません。ランキングによって多くのコンテンツへのアクセスを誘導するなら、新着ランキングなど、入れ替わりが前提のランキングと併用する、期間やカテゴリを区切ってこまかくランキングするなどの工夫が必要です。

同じ属性のコンテンツをたどる道すじを作る

同じコンテンツを見た人・買った人の記録からサジェストするやり方は、ECなど多様なサイトで導入されてきていますね。

テーマごとにカテゴリを作る、タグを付けるなど、ユーザーが興味を持ったコンテンツと関連を持つコンテンツを、簡単に辿れるように準備できているでしょうか。同じ属性から抽出したコンテンツを提示すれば、コンテンツから次のコンテンツにつながる最もスムーズな道すじになります。どのような道すじが作れるか、自社の提供コンテンツを見直してみてはいかがでしょうか。

また、どのような属性でコンテンツを分類できるかを考えることは、どのような切り口でコンテンツが増やせるかを考えることでもあります。属性から分類を行なった結果、手薄となっている分野が見つかれば、新規コンテンツ作成の手がかりにもできます。

自動では判別できない関連を見出す手動での「おすすめ」

コンテンツサービスでは、ユーザーの行動履歴やコンテンツの属性による「おすすめ」と合わせて、運営者や外部専門家の手によるコンテンツリストを提示するケースがよく見られます。

機械的なサジェストでなく、誰かの手によってピックアップされたリストは、Web上における質の良いキュレーションと同じく、リスト自体がコンテンツとしての価値を持ちます。コンテンツサービス上のこうしたリストを見ていると、埋もれているコンテンツも、切り口を変えることで新鮮味を与え、再度スポットライトを当てることが不可能ではないのだということを感じます。

すでに多くのコンテンツが揃っているなら、季節やイベントなど、特定のテーマに照準を合わせてリストを作る、専門家の視点で(ランキング等では表に出てこない)魅力的なコンテンツを発掘してもらうなど、切り口に工夫を凝らしてみると良いでしょう。
 

コンテンツを発信し続けているサイトでやっておきたいこと

コンテンツマーケティングやオウンドメディアといった言葉が注目を集め、情報発信に取り組むサイトが増えてから随分経ちました。継続して情報発信を続けているサイトでは、ロングテールによるアクセスアップなど成果が見え始めているでしょう。

多くのコンテンツを埋もれさせない工夫によって、さらなる効果が期待できます。継続によって得たせっかくの資産を無駄にせず、新しい工夫を続けていきましょう。
 

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