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2014年、スマホ対応元年のGoogle検索の変化・SEOの変化

Googleがスマホ重視に大きく舵を切った2014年。SEOやコンテンツ作成、サイト運営において押さえておきたい4つのポイントをまとめた。

著作権侵害サイトの対応強化

Googleは、より良い検索のため・環境の変化に対応するために、検索順位決定の理屈(検索アルゴリズム)をアップデートし続けています。これまで実施されてきた各種アップデート(不正なSEOを実施するサイトの排除を目的としたペンギンアップデート、内容の薄い低品質なサイトの排除を目的としたパンダアップデートなど)について、ご存知の方も多いでしょう。

今年は、繰り返し実施されてきたこれらのアップデートとはまた別に、パイレーツアップデートと呼ばれるアルゴリズム変更が実施されました。パイレーツアップデートは、著作権侵害報告の多いWebサイトの順位を下げるためのアルゴリズム変更です。

パイレートアップデートの実施が初めてアナウンスされたのは2012年8月ですが、今年10月にこれが強化され、映画や音楽などの合法的な情報源・購入サイトを検索結果ページに優先的な表示や、多くの著作権違反通知を受けた悪名高いサイトの順位ダウン、著作権侵害サイトへの誘導となる可能性のある検索補助キーワードの削除などが実装されました。

しかしながら、このアルゴリズム変動が影響するのは「コンテンツの所有者によって、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)に基づく侵害通知がGoogleに送信され、受理されたサイト」のみです。引用の範囲を超えた無断転載を行ったサイトが炎上するなど、著作権侵害への注目は高まってきていますが、そうした問題のあるサイトをも検索から除外する、ということはまだまだ難しそうですね。

とはいえ、Googleが著作権侵害問題を解決するために非常に有効なアルゴリズム変更を行った、というのは事実です。新しいサイトや企画を始める時は特に、画像など他者から提供された著作物の適切な利用やトラブルにならない引用の形式などを、今一度確認しておくと良いのではないでしょうか。
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「著者情報の利用」が完全ストップ

このニュースには、衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか?Googleは、2011年からWeb上に公開された記事の著者情報のマークアップに対応していました。2014年半ばまでは、この著者情報とGoogle+の登録内容から、検索結果ページに著者の顔写真が表示されていましたが、現在、顔写真をはじめとする著者情報が検索結果ページに表示されることはありません。

日本版のヘルプページに「著者情報のマークアップは現在ウェブ検索ではサポートされていません。」との記載がある通り、著者情報のマークアップを読み取る機能そのものが停止してしまいました。

この機能については、検索結果ページでの差別化というだけでなく、ゆくゆくは順位決定の要因として使われる、という噂もありました。順位アップや検索結果ページで目に止めてもらうため、少しでも信頼に足る情報を発信しようとGoogle+のアカウントを取ったり、著者情報のマークアップに対応していた人にとっては、がっくりと肩を落としてしまうニュースだったことでしょう。
 

検索結果ページの情報がさらに多彩に

Web上には、どんどん情報が増え続けています。これは、検索ユーザーにとって、悪いことではないでしょう。情報量が増えたことにより、検索ユーザーは探している情報・良質な情報を、以前よりも見つけやすくなりました。しかしその一方で、検索結果ページの上位に、公開されたばかりの新鮮なページが現れることは、少なくなっているはずです。

Googleは、検索ユーザーの需要に応じて、鮮度の高い情報も検索結果上位に表示すべく、アルゴリズムを進化させてきました。しかし、それだけでは満足に足る結果が出なかった、ということなのかもしれませんね。2014年、検索結果ページにフレッシュな情報を別枠で表示させる「ニューストピック」機能が実装されました。
※12月9日「紅白」検索結果ページの表示

検索結果ページの情報は、年々多彩になってきています。上の画像では「ニューストピック」に加え、検索キーワードの関連情報をピックアップして表示する「ナレッジグラフ」が表示されていますね。

飲食関連キーワードなど、検索キーワードと「位置情報」が強く関連していると予測できる場合、Googleマップと連動した地域密着型ビジネス情報が表示される「Googleマイビジネス」も、検索結果ページでよく見るようになりました。
※「ラーメン」検索結果ページ。表示された店舗名にカーソルをあわせると、右のスペースに詳細情報が表示される。

検索結果ページは、これからもさらに進化していくでしょう。サイト運営側は、順位測定はもちろん、実際に検索結果ページを自分の目で見て確認しながら、自分のサイトを検索ユーザーにどう見せたいのか?という点を考える必要があるのかもしれません。
 

モバイル対応

先日の記事(「Google検索結果も進化する!スマートフォン対応の現在」(http://unify.pagez.jp/blog/google-smartphone-support-of-current.html))でもお伝えしましたが、今年、Googleはスマホからの検索結果ページに、2種類の「ラベル」表示を始めました。ひとつは、多くのスマートフォンで正常に表示されないAdobe Flashを使ったサイトへの注意喚起用ラベル。もう一つは、スマホからスムーズに閲覧できるサイトであることを示す、スマホ対応ラベルです。

どんなサイトでも、アクセス全体におけるスマホユーザーの割合はかなり増えているはずです。そして、スマホ対応ラベル実装時のGoogle公式アナウンスには、スマホ対応状況が今後、検索順位決定の要素として使用することも実験中、との記載がありました。まだ対応していないサイトでは、検索結果ページでのより良いアピールのためにも、ユーザーのためにも、そしてSEOのためにも、早急に対応しておきたいところですね。

最新の公式ガイドブックを確認しよう

Googleは、SEO初心者に向けて「検索エンジン最適化スターターガイド」を提供しています。このガイド自体はかなり前から公開されていたものですが、今年改定され、モバイルサイト関連のページなどが追加されています。

モバイルサイトと通常サイトを分けて運用する場合などは特に、検索エンジン・検索ユーザーへの正確な情報伝達・誘導が必要です。このスターターガイドにはそうした対応の具体的な方法が記載されているので、レスポンシブでの対応が難しい、というサイトをお持ちの方は一度確認しておくと良いでしょう。

また、このガイドには、SEOにかぎらず昨今のWebマーケティングに共通するキーワードである「良質なコンテンツ」作成のための情報も記載されています。キーワードや見出しの使い方、アンカーテキストの書き方、画像の最適化方法など、基本的な技術を再度しっかり確認しておきたい、という方は、こちらも見直してみてはいかがでしょうか。
 

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