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「ランディングページを作ってほしい」と言われた時、最初に確認すべきこと

ランディングページという言葉の定義は、曖昧な部分がある。「ランディングページを作りたい」と言われたら、必ず具体的なヒアリングを行い、相手の目的や背景を正しく理解しよう。

「ランディングページを作りたい」その言葉の後ろにあるもの

「ランディングページ」という言葉から何をイメージするかは、人によってばらつきがあります。ランディングページ、LPという言葉は、商品やサービスを人に知ってもらうため・買ってもらうために有効らしい、というイメージとともに広く普及しました。しかし、困ったことに「ランディングページ」という言葉の定義は曖昧なままです。

つまり「ランディングページを作りたい」と言われた時、それだけでは、相手が何を作りたいのか、目的達成のためにランディングページが本当に必要なのかなど、詳しいところまで知ることはできないのです。

なんとも不便な状況ですが、言葉の使い方のズレからロスを出してしまわないために、上司や関連部署、もしくは顧客から「ランディングページを作りたい」と要望を受けたら、具体的にどのようなページ(もしくはWebサイト)が必要なのかを最初の段階で確認しておきましょう。

ここでは、相手の要望をできるだけ簡潔に確認するため、知っておきたいランディングページの基礎知識をまとめました。ランディングページという言葉が何を示すのか(どのような意味で使われるのか)を知っておき、スムーズにお仕事を進めましょう。
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ランディングページの役割

ランディング(着陸)という言葉が示す通り、「ランディングページ」のそもそもの意味は、「サイトの訪問ユーザーが着陸するページ(アクセスして一番最初に見るページ)」でした。具体的には、「Web広告等からリンク先に指定した、訪問するユーザーが最初に目にするページ」です。このようなページがランディングページと呼ばれ、その他のページと区別されだしたのは、Web広告の出稿にあたり、広告をクリックしたユーザーの期待を裏切らない工夫が必要だったからです。

たとえば、ECサイトの広告に載っていた商品が気になり、広告をクリックしたとしましょう。その後、サイトのトップページに飛ばされてしまったら、ガックリきますよね。さっきの商品を見るには、いちから自分で探さないといけないのか……とどうしても思ってしまいます。探すのが面倒で、そのまま離脱してしまうケースもあるでしょう。

そんなガッカリ感をもたらしてしまうこと、せっかく広告に興味を持ってくれた来訪ユーザーが離脱してしまうことを防ぐために、来訪ユーザーの目的を理解した上で作る着地点、すなわち特定の商品やサービスの紹介に特化したページ(ランディングページ)を作る工夫が始まりました。ランディングページにより、広告をクリックした人たちの離脱防止、購入やサービス登録などの後押しができるわけですね。

商品ページを探すのが面倒なのであれば、広告から商品購入ページにリンクすればよいと思われるかもしれません。しかし、ランディングページを挟まずに、広告から商品やサービスの購入フォームページにいきなりリンクした場合、説明不足になってしまいがちです。(スムーズにフォーム入力を完了してもらうため、商品購入フォームがあるページの情報量は少なく抑えるほうがベターです。)

広告をクリックしてサイトを訪れる人たちは、多かれ少なかれ「購入前に、もっと検討するための情報がほしい」と思っています。ランディングページは「購入ページへのショートカット」「購入の後押しとなる情報提供」という2つの役割を果たしているわけですね。

ランディングページの形式

ランディングページというと、折込みチラシのように情報がぎっちり詰まっていて、「購入する」ボタンが何度も登場する、縦長のデザインのページを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。「ランディングページ」は、このようなデザインを指す言葉として使われることも多いようです。

その背景には、ランディングページの2つの目的(購入ページへのショートカット・購入に必要な情報提供)を達成するために、あの縦長のデザインがきわめて有効なことがあるでしょう。ランディングページに縦長のデザインがよく利用されており、目にする機会も多いため、ランディングページ=あの縦長のデザインという印象がすっかり定着したのでしょう。

しかし、一方では「Web広告からの着地点になるページ」、一方では「縦長のデザイン」という、まったく異なる事柄を指して「ランディングページ」という言葉を使っていた場合、コミュニケーションはどんどんズレていってしまいます。

顧客や上司から「ランディングページを作ってほしい」と要望を受けた場合、それは「Web広告の出稿時の着地点になるページを作れ」というミッションである可能性も、「ランディングページによくある縦長のデザインのページを作ってほしい」というミッションである可能性もあります。あるいは、両方の意味を含んでいるかもしれません。

要望を受けた際に背景や目的がはっきりしない場合は、どういう情報を載せるのか、広告出稿など外部からのリンクの着地点として想定しているのかなど、具体的なヒアリングを行いつつ、「ランディングページ」という言葉がどのような意味合いで使われているのかを探りましょう。

ランディングページとシングルページ

外部からのリンクの着地点としてのランディングページは、複数のページをもつサイトの1ページとして存在する場合もあれば、1ページだけのサイトとして存在する場合もあります。1ページだけの場合、シングルページとも呼ばれます。商品やサービスの紹介を目的として1ページだけのサイト(シングルページ)を外部からの着陸点(ランディングページ)として使う場合、ランディングページ・シングルページという2つの言葉に意味上の大きな違いはありません。

ただし、1ページのみのサイト、という意味合いをもつシングルページは、購入ページへの橋渡しという役割でなく、商品やサービス(もしくは会社)の説明という役割のみで利用されるケースも多くあります。

既存のサイトへのページ追加でなく、新規サイトの構築にあたりランディングページを作ってほしい、という要望があった際には、ページ単体で作りたいのか(シングルページとして運用するのか)、ゆくゆくは複数ページを持つサイトの一部として利用することを想定しているのかも初期段階で確認しておくと成果物のイメージの共有がスムーズになるでしょう。

なお、複数ページをもつサイトの一部としてランディングページを作る場合、トップページをランディングページとして使うケースも、下層ページをランディングページとして使うケースもあります。比較的情報量の少ないサイトであれば前者(トップページをランディングページとして使う)、たくさんの商品を揃えるECサイトなど情報量が多いサイトでは後者(下層ページをランディングページにする)と運用しやすい場合が多いようです。

ランディングページ作成の際には、載せる情報や利用方法などのページ単体の詳細だけでなく、サイト全体から見てどのような立ち位置のページを作成したいのかも確認し、具体的なイメージを共有しながら作成を進めていきましょう。

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