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エリアマーケティングから見えてくる、これからのSEOの重要なヒント

検索は、見る人によって変わるパーソナライズ機能を持つため、ターゲットの属性に応じたキーワード・テーマ選定(=SEO)が、思わぬ成功を呼ぶことがある。ここでは、ターゲットの属性のひとつ「地域性」に沿ったSEOのポイントを取り上げた。

検索結果は、見る人に合わせて変化する

たとえば、Web上に表示されるバナー広告は、閲覧履歴等など利用して、情報の受け手に適合する広告を表示しますよね。実は、Google検索結果ページでも、似たようなことが起こっています。

Googleは、アカウントにログインしたユーザーの検索履歴・閲覧履歴・地図検索履歴や行動履歴といった情報を取得し「その人にとって有効な情報」を分析しています。こうした情報をもとに、検索結果がカスタマイズされるというわけですね。

※参照
Google アカウント履歴(https://www.google.com/settings/accounthistory

しかし、広告でも検索でも、こうして自分の情報を取得・分析されることには抵抗を感じる人もいるのではないでしょうか。Google検索や多くのWeb広告サービスでは、自分の意思でパーソナライズをオフにすることも可能です。あえて情報を自分に最適化せずにいる人も少なくないでしょう。

情報のパーソナライズは、便利な反面、場合によっては「多くの人が賛同する一般的な考え」と「自分の考え」の違いを知る機会を減らし、視界を狭めることにつながる可能性もあります。そこまで大げさな話でなくとも、SEOに着手している人が、パーソナライズされた検索結果を見て(自分にとってのみ)自分のサイトが人気キーワードで検索1位を獲得していると勘違いしてしまう、というようなことになっては困りますよね。

しかし最近の検索結果を見る限り、位置情報やデバイスによって検索結果ページを変えるなど、有無を言わさず情報を受け手に合わせて変える流れが出てきているのではないでしょうか。この先もパーソナライズを受け入れないことは、検索ユーザーとしての利便性はもちろん、SEOやマーケティングを行う上での視点を欠いてしまうことにつながっていく可能性があります。

Web上にある、入手可能な情報の量は増える一方です。パーソナライズを受け入れることがプラスにつながり、パーソナライズされていない「他の誰かと同一のもの」を見る機会は、さらに減っていくのかもしれません。
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SEOにエリアマーケティングの視点が必要な理由

マーケティングにおいてターゲット設定は欠かせないプロセスですよね。現在SEOの主軸となっている質のよい情報発信や、コンテンツマーケティングにおいても「誰にとって」良質な情報を提供するか、「誰に向けて」発信するのかという点は重要なポイントですよね。誰にとっても役立つ情報を発信することができればもちろん最高ですが、それはなかなか難しいことです。

年齢、性別、職業など、個人の属性から相手が抱えている問題や必要とする情報を絞り込み、相手に「これは自分に向けて書かれた記事だ!」と思ってもらえるよう、できるだけ具体的に発信していくことは、印象に残る情報発信をするための有効なアプローチです。

エリアマーケティングは、こうした個人の属性の中から、特に相手の地域性に合わせる戦略のことです。地域の文化性や環境に合わせて、市場規模や需要、対策を割り出していくというわけですね。

Googleのパーソナライズが進む今、検索結果のパーソナライズが顕著なのはこの部分です。検索キーワードによる違いはありますが、検索結果は、ユーザーの居住地に合わせて大きく変わります。実店舗があるなど、地域性の強いビジネスでは特に、この状況について知り、必要な対策を行っていかなければなりません。

Googleが位置情報を取得する方法

ところで、上記の通り検索結果に多大な影響を与える検索ユーザーの居住地(位置情報)について、Googleがどのように取得しているのか、気になりませんか。

PCから・スマートフォンからなどデバイスによる違いがありますが、Googleは、検索時のIPアドレスやロケーション履歴(Googleにログインした端末を持って訪れた場所の位置情報を記録する)、接続したWi-fiなどからユーザーの現在地を特定し、アカウントの持つ情報として蓄積しています。Google検索などのアプリから、現在地情報を送信することもあります。

そして、閲覧履歴等による検索結果のパーソナライズは、自分で設定をオフに変えるという選択ができますが、位置情報の利用において、この選択肢はありません。

このことからもわかるようにえ、地域に根付いた検索の場合、位置情報による検索結果のパーソナル化の影響はきわめて大きく、もはや無視することはできない要素となっています。

位置情報がどのような影響を与えているか

地域性のあるキーワードで検索した際、最も位置情報の影響が目立つのは、ページの左側に表示されるGoogleマップでしょう。このマップに関連した情報は、左サイド(マップやナレッジグラフの表示領域)だけでなく、オーガニック検索の表示領域であるページ中央部分にも表示されます。

ここに表示させるためには、Googleマイビジネスへの登録やGoogle+ページ作成が必要なので、未登録の人は以下ページからぜひチェック&登録してください。

※参考
Google マイビジネス(https://www.google.com/intl/ja/business/befound.html

しかし、今回注目したい最も重要なポイントは、そこではありません。検索結果において、マップやマップ関連の表示位置情報が活用されるのは、いわば当然ですよね。位置情報の影響を意識すべきなのは、むしろそれ以外の部分です。

オーガニック検索も位置情報に影響を受ける

上記の通り、地域情報の絡むキーワードで検索をした際、オーガニック検索として表示される情報も、検索ユーザーの位置情報に影響を受けます。

たとえば、以下はGoogle Chromeにて、位置情報を東京・京都に設定した時の「かき氷」検索結果です。
 
※位置情報を東京に設定しての「かき氷」検索結果
 
※位置情報を京都に設定しての「かき氷」検索結果
検索上位に来ているページはまったく違いますね。

情報発信側に回る時、SEOを強く意識して文章を書く人でも、地域性に合わせたテーマ選び、キーワード選びについては意識していないことのほうが多いのではないでしょうか。

もちろん、ビジネスによっては地域性に影響を受けにくいサイト、キーワードもあります。しかし、上記の通り、検索結果は位置情報に強く影響を受け、スマホの普及とともに、デバイスによる変化も取り入れられるようになってきています。地域情報をはじめとするターゲットの個別条件に合わせることの重要性は、より高まってきているのです。

必要とされるコンテンツを作るためには、単に「相手が何を求めているか」だけでなく「どこにいる誰が、どんなデバイスで、どんな情報を求めているのか」という風に、より解像度を上げて考えることの重要性がより強まったと言えるでしょう。

SEOに注力し、コンテンツマーケティング・インバウンドマーケティングに取り組み活発に情報発信していくなら、ぜひ一度「ユーザーの地域性」についても絞り込みを行ってみてください。

単純にコンテンツの精度を上げるためにも、そうしてさまざまな角度から有効なテーマ設定やキーワード選びを見直すことが役立ってくれるはずです。

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