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今に通じる「サステナビリティ・マーケティング」の重要性

2007〜2010年頃のエコブームの際に大きく注目を集めたキーワード、サステナビリティ。この言葉と、現在のデジタルマーケティングには共通点がある。ここでは、この共通点から見える現在のマーケティングのキーポイントについて取り上げた。

サステナビリティとは

サステナビリティ(sustainability)とは「持続可能性」と訳される言葉です。「良い環境や社会を維持できる可能性」とするともう少しイメージが伝わりやすいかもしれません。

「今だけ良ければいい」と資源を食いつぶすのではなく、資産や利益を保つことを目指そう、これからも良い環境・良い社会を維持しよう、という活動を表すキーワードが「サステナビリティ」です。冒頭でも述べた通り、2007年頃に盛り上がったエコブームの際に、環境保護活動の指針となり注目を集めました。
 
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サステナビリティ・マーケティングとは

サステナビリティは環境だけでなく、企業のマーケティングにも影響を与えてきました。サステナビリティを重視した環境活動や社会貢献をすることは、自社と他社の差別化のポイント=消費者に「自社を選んでもらう理由」になります。この流れはそのまま「サステナビリティ・マーケティング」と呼ばれました。

このサステナビリティ・マーケティングと、インバウンドマーケティング・コンテンツマーケティングといった現在のマーケティングと大きな共通点があり、ここには現在の施策に役立つ視点が隠れています。ということで今回は「サステナビリティマーケティング」から見える、現在のマーケティングに役立つ視点(ヒント)をご紹介したいと思います。

サステナビリティ・マーケティングと現代マーケティング

サステナビリティ・マーケティングにおいて企業が行うのは、環境や社会における問題の解決です。これがブランディングや顧客とのつながりの強化、商品・サービスの認知等のメリットにつながってきます。この「直接的に商品やサービスを売り込むのではなく、まずは知ってもらうことで成果につなげよう」という流れはまさにインバウンドマーケティングですよね。

インバウンドマーケティングでは「まずターゲットが必要としている情報を発信し、ここから商品や企業を知ってもらおう」というスタートであるのに対し、サステナビリティ・マーケティングでは「まずは何か良いことをしてターゲットに知ってもらおう」というスタートとなるという違いがありますが、情報過多で競争の激しいなか、企業側が伝えたいことでなく、ターゲットの興味・関心から接点を作っていこうというアプローチは共通しています。

また、サステナビリティ・マーケティングにおいては「環境・社会の問題を解決する」という活動そのものがフォーカスされていますが、当然ながら活動をする以上、活動内容や成果を発表する、というプロセスもありますよね。こちらのプロセスに比重をおけば、コンテンツマーケティングに近づいていきます。

こちらも、コンテンツマーケティングにおいて発信すべき情報は「ターゲットが興味を持っている情報」であり、サステナビリティ・マーケティングにおいて発信すべき情報が「自社が行なった何か良いこと」であるという違いがありますが、重なりあう部分がありますよね。
 

現代マーケティングに生かすべき視点

サステナビリティ・マーケティングは「持続可能性(環境や社会などに貢献する何か良いこと)」に比重が置かれているのに対し、インバウンドマーケティングやコンテンツマーケティングは「ターゲットが関心を持つこと」にポイントがあります。微妙に重なり合い微妙に異なるこの違いからは、現代マーケティングに欠かせない情報発信における新しい切り口になる可能性が見えてきますよね。

サステナビリティ・マーケティングにおける「何か良いこと」は、顧客やターゲットが持続したいと思う世界の実現に役立つ何か良いこと、すなわち「ターゲットが関心を持つ何かよいこと」であるとも理解することが可能です。

ターゲットが関心を持つことは何か、自社が発信できる「ターゲットに役立ててもらえる情報」とは何かという点を常に考え、情報収集をしていても、コンテンツマーケティングにおいてはネタ切れの苦労が大なり小なり訪れます。

「ターゲットが興味を持つ情報を」「専門知識を生かして発信する」というアプローチに加え、ターゲットが関心を持つ「何か良いこと」、すなわち環境活動や社会貢献の実施、情報発信、と切り口を広げていけば、情報発信のためにすべきこと、発信すべき情報は、まだまだたくさん見つかると思いませんか。
 

ターゲットが「持続可能性」に関心を持つのは何か

サステナビリティ・マーケティングにおける「ターゲットが関心を寄せる何かよいこと」とは何でしょうか。環境活動や、社会貢献活動がまず思い浮かびますが、取り組みやすさから考えるなら、省エネにつながる資源の有効活用や、身近なところからの労働環境改善などが挙げられるでしょう。

たとえば近年、IT系の企業でのリモートワーク推進のニュースをよく見ます。自宅から勤務可能な日が月に何日か設定していたり、台風などの災害時には在宅勤務を推奨していたりなど、状況に応じた自由な働き方ができるよう、環境づくりを進めている企業が増えているようですね。

リモートワークのメリットはいろいろありますが、もっとも大きいのはやはり従業員のワークライフバランス向上ではないでしょうか。長時間の通勤から開放され、自分の都合に合わせて働くことが可能になれば、時間を大いに有効活用できます。集中力が必要な職種なら、自宅での勤務となることで効率アップも期待できるでしょう。このような場合に、リモートワーク化を進めることや積極的に情報公開することは、サステナビリティ・マーケティングであり、コンテンツマーケティングの新しい切り口にもなっていると言えます。

詳しくはマーケティング4.0について取り上げた記事(http://unify.pagez.jp/blog/latest-theory-marketing-4.0.html)でもご紹介しましたが、商品やサービスがもたらず価値そのものでの差別化ができない時には企業としての価値が「商品やサービスを選ぶ理由」になり得ます。

情報発信の欠かせない現代マーケティングの実施において「ターゲットが必要としている情報」を知るための調査・情報収集は重要なプロセスですが、ここに「ターゲットが(商品やサービスに無関係と思える分野を含め)どのような問題について関心を持っているか」あるいは「どのような社会の維持(または実現)を望んでいるか」といった新しい視点を加えてみると、今までにはなかった情報発信の切り口が見つかる可能性があります。

特に、情報発信を続けていきたいがネタ探しに苦労している・現在扱っているコンテンツをより充実したものにしたい、というように現在のコンテンツマーケティングに行き詰まりを感じている場合には、このような視点からより深いターゲット分析を行い情報発信することで、コンテンツの幅を広げることができるでしょう。より規模の大きな取り組みが必要になりますが、実現できる可能性がある切り口が発見できた際には「持続可能性のための取り組みの実施」と「その情報発信」、セットでの実施を検討してみてはいかがでしょうか。

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